ローカルの中のよそ者

最近身近なものに意識が向けられるようになってきたように思う、学生を卒業してからというもの、意識は住んでいる地域から外へ。いいなと思ったり、気になるものがあれば、100キロでも200キロでも300キロでも電車や車で出かけた。それがちょっと変わってきたのは、ここ数年。遠くのモノやコトはもちろん、近くの動きにも前以上に意識するようになった。

そんなことを思いながら清須市にある、はるひ美術館へ。昔お世話になっていた設計事務所へ向かうために1、2回近くを通ったことがあったけれど、こんなところに美術館があったなんて知らなかった。近くに川が流れていて、気持ちがいい風が抜ける。

ここは美術館だけではなく、図書館とステージのある芝生の広場が組み合わさって場を構成している。地元のおじいちゃんおばあちゃんが図書館で本を読み、子どもを中心に広場でダンスの練習をしたり、ボール遊びをしたり。美術館には外から来た人がフラリフラリと吸い寄せられていく。集まる人が多すぎず、少なすぎず・・・ほどよい人の数。こんな場所が近くにあったらいいな。

はるひ美術館はとても小さく、展示室も2つだけ。でもこのコンパクトさが心地いい。大きすぎると見て回るのに最後の方は気が抜けてしまったりするから。展示されていた安西水丸さんの作品も「漂う水平線」というサブタイトルのごとく、それをイメージした作品が集められている印象だった。さわやかでカラフルなイラストが夏の暑さと湿度を忘れさせてくれた。

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