事務所改修8日目から13日目はペンキ塗装と天井材張りとフローリング張りの日。
ラワン合板の上にシーラー処理を施した壁に白いペンキをローラーで2回、3回と塗っていきムラをなくしていきます。布クロスを剥がしたままの天井も合板を張り、凹む床も構造用合板の上にナラ材のフローリングを張ることで、大きな工事は終わりました。
室内の雰囲気に新しさはなく、全体的に馴染んでいます。
築30年以上の木造家屋の一室を事務所スペースに改修するにあたり“馴染ませる”ことは大きなポイントの1つでした。事務所スペースに入った瞬間に別世界に来たような目新しさではなく、違和感のない感覚であり、家が積み重ねてきた時間軸を遮らないようにしよう。
この家と庭が持っている雰囲気に身を任せた改修となりました。
小さな残工事がまだ残っていますが、大きな改修はこれで終わりです。