まちと暮らしをほんの少し…考える。

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小冊子のようなフリーペーパーを作成しました。タイトルは「ROOF」、サブタイトルは「まちと暮らしをほんの少し…考える」。

小冊子を自分で作るということは少し前まで考えもしていなかった。雑誌や本に比べてページ数が少なく、コンセプトが明快で、綺麗に整えられていない何かが伝わってくるような気がして、手に取る機会が増えていったことが大きい。これなら作れると思った訳ではなくて、こういうものを作ってみたいと思ったのがはじまり。

タイトルは「ROOF」。格好いいけど読み方が分からない英語のタイトルも、難しい日本語のタイトルもやめて、ROOF=屋根。住まいは屋根がないと成立しない。住まいが集まってまち。まちに屋根は欠かせない。そんなイメージからROOFとしました。

サブタイトルは「まちと暮らしをほんの少し…考える」。サブタイトルだけれど書きたいこと。まちから人が消えたと思ったのは数年前。人はいても冷たさやざらつきのようなものを感じていました。でも最近、人がまちに戻っているような気がしていて、畑仕事をする人も、犬の散歩をする人も、ウォーキングをしている人も、なんとなくアクティブ。目力を感じるような。

そのエネルギーが結びつくような場があったらいいなと思っています。集会所のような場所じゃなくても、春に満開の花を咲かせる庭先に植えられた1本の木に人が集まるような。そんな小さな魅力がまちの中に点在するイメージ。

住まいの視点だけではなく、まちからの視点だけでもない。両方の視点視点からみた暮らしの形。そんなことが考えられたらいいなと思ってフリーペーパーを作ってみました。

ROOF | まちと暮らしをほんの少し…考える。
http://www.roof-mag.com

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