今年で30周年を迎える“クラフトフェアまつもと”へ行きました。初めて行くクラフトフェアまつもとは、作家さんのこだわりの品々が並ぶ中で、目移りし、悩み、目の前で次々に作品が売れていく空間を味わいました。
すべての店を回ることも時間勝負と体力勝負でもあり、最高気温29度も耐力と気力をジリジリと削る。
一番魅了された作家さんは、芝生スペースにテントを構えていたガラス作家の蠣﨑允(カキザキマコト)さんの作品でした。ガラス製の器や小物入れが持つエッジが絶妙で何時間でも飽きずに見ていられる感覚を何とも言えません。
“クラフトフェアまつもと”は前日から少しずつお祭りムードになってきます。
三谷さんが主催する六九クラフトストリートでは、知っている人には嬉しいギャラリーやショップが名を連ね、三谷さん、皆川さん、オオヤさんなど有名な方が普通にイスに座っていたり、道を歩いていたりします。夜には工芸と商店街を繋げ”5月の宵祭”と題し、街の一部が歩行者天国となり、道が飲みスペースとなります。
クラフトフェアを中心に街全体が人で盛り上がり、すごくいい雰囲気が街全体に漂う。このまちづくりが生み出すプラスのスパイラルはワクワクする。