仕事場のある家
わたしたちの生活と切り離すことができない「仕事をする」ということ。仕事をするための場所である“仕事場”が家に隣接していたらどんな日常が行われるんだろう。
仕事をやりきった後にキッチンへ行き美味しいコーヒーを淹れて、ホッと一息つく瞬間があったり、突然の雨が降ってきて、急いで洗濯物を取り込みに行ったり、近所の人と立ち話をして息抜きをしたり、時にはお酒を飲みながらキーボードを打ったり。そんなことがあるかもしれない。
生活の場と仕事の場とまちの距離が近く、深くつながり合っていることで生まれる家の形、仕事場のあり方、まちとのつながりがあるように思いました。
ISSUE01では、そんな「仕事場のある家」を丁寧に考えたくてペンを走らせることにしました。
「仕事場のある家」としてイメージしたのは、「住宅地に建つ仕事場のある家」、「裏路地に建つ職人の仕事場と住まい」、「十字路に建つ作業室を併設した住宅」の3つ。
EDITOR / DESIGN / PHOTO
編集&発行
古池弘幸建築設計事務所
執筆&写真
古池弘幸