都会で朝から晩まで働き、少しでもよい立地に大きな家を建てて生活するのではなく、自然豊かな田舎で仕事をしながら必要最小限の小さな小屋で時間に余裕を持って暮らす。そんなライフスタイルがあってもいい。
広い敷地の一角に10坪程度の小さな小屋のような家を建てる。家の前には小さな畑があって、野菜を収穫しながら自給自足とまではいかないけれど、自分で育てられるものは育て、必要なものは購入する日々。
小屋は平屋建てでシンプルな形。玄関の扉を開けて中に入ると、リビングとダイニングを兼用する空間とキッチンが見える。リビングの奥には小さな寝室があり、キッチンの奥にはトイレや浴室などの水回りがある。その他には何もない。生活する上で必要な場所だけだ。
小屋の近くには倉庫があり、農機具や収穫した野菜を保管しておくこともできる。翌年植える野菜の種を保管しておくのもいいかもしれない。
夜はワイン片手に窓を開けて、夜空の中で煌々と輝く星を眺める。そんな暮らしがあってもいい。