
建築やまちづくりの頭の使い方だけではなく、他の分野の考え方についても知りたいと最近は思う。
自分のアタマで考えようの著者は経済評論家的な立ち位置のちきりん氏。
断片的な知識やイメージで物事を語るのではなく、あるときは文系的に、あるときは理系的な思考で自身で物事を考えるときの頭の使い方を示している。
お金が教えてくれることの著者は起業家の家入一真氏。
タイトルは露骨だけれど、自身の人生や起業活動の中でのお金をテーマにした本。お金はコミュニケーションツールの1つと語ってる。起業家応援本に近い。
どちらの本も共通していることは当たり前のモノやコトを一度白紙に戻して考えること。そうすることで新たな方向性やアイデアがひらめく。最近のブームかもしれないけれど、建築の世界では谷尻誠さんも同じコトを言っている。どの分野もルートは違うものの考えるべきことは近いのかもしれないと思う。