古本

2016-02-07 11.03.15

たまに無性に本が読みたくなることがあります。ここに行ったら何か出会いがあるかも・・・と思える本屋さんがいくつかあって車をブゥーンと走らせます。

岐阜の古書店・徒然舎さんに行くと読みたい本がたくさんあって時間を忘れてしまいますが、目に入った本で今読みたいなと思ったものは「d long life design」の小冊子でした。およそ10年前の2005年から発刊されていて、全20号の内の16号がセット販売されていたこともあって大人買い。今大きな活動をされているナガオカケンメイさんの原点とはどんなものだったんだろうと。

少しだけ目を通してみて、色あせることがなく筋がぶれていない考え方や感性が、今と同じような少しだけ厳し目で体温のある文章がそこに書かれていました。

20代の頃は新しい情報が欲しくて新刊ばかりを手に取っていましたが、年齢のせいか、時代を遡って今に至るまでの経緯を知りたいと思うことが増えました。ヒントではないけれど、そこに大事な何かが隠されているような気がして・・・

考え事をしていると、視野が広がりすぎたり、狭くなりすぎたり、フィルターがかかったり、かからなすぎたりとあって、考え方の軌道を修正してくれたり、一度リセットしてくれる本を手に取ることが増えたように思います。

本棚に納まっている本を眺めてみても、あー納得!と自分で思ってしまう本のラインアップが詰まっています。その時々で手に取りたい本がそこにあるように。

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