きそがわ日和〜まちの記憶を拾い、編む〜

伊藤千帆

台風明けの晴天で気候も良かったことから、急遽、美濃加茂市で行われている、きそがわ日和2014〜まちの記憶を拾い、編む〜へ。

2、3年ぶりぐらいの木曽川沿いに続く旧中山道は雰囲気をあまり変えることなく、存続していたことがまず嬉しい。痛んでいる家も多いことから一度にガラリと風景が変わってしまわないか心配もしている。

天気が良かったこともあり、平日にも関わらずブラブラ歩いていたり、レンタサイクルで自由に走り回っている人がパラパラいることが場所の雰囲気を盛り上げる。

旧大垣共立銀行美濃加茂支店で展示されている伊藤千帆さんの作品は、視覚的に感じるものと手に触れた時の感覚が全く異なる素材が旧銀行の質感と相まって独特の雰囲気を作り出していた。また、HUTTE FURNITUREさんの2階では、木曽川から流れてくる風が絶えず部屋の中に入り込んでくる。作品と自然が一体化した空間がとても心地よい。

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